こんにちは、みるです!
読書について、こんなお悩みはありませんか?
- 本を読みたいけど時間がない
- 活字を読んでいると退屈で眠くなってくる
- 話題のビジネス本が気になるけど、読むのが面倒…
そんな方におすすめなのが、ビジネス本の漫画版です。
漫画のストーリーがベースなので、
世界中で人気のビジネス本をさくっと読めたり、
悩み解決に繋がるような専門知識を楽しく学びやすいんです。
おすすめポイント&おすすめ本をご紹介します
ビジネス本の漫画版とは?
ビジネスや経済、心理学などに関する少し堅めの内容を、漫画で分かりやすく解説している本です。
最初から最後まで全部漫画というわけではなく、基本的に漫画と解説が交互に登場する構造になっています。
主に、以下2パターンがあります。
- 特定のビジネス本を漫画で解説
- 特定のジャンルを漫画で解説
①特定のビジネス本を漫画化している例
原作
漫画版
②特定のジャンルを漫画で解説している例
上記3冊の「マンガでやさしくわかるシリーズ」には、他にもいろいろな種類があります。
気になった方はぜひチェックしてみてください
ビジネス系以外の本↓もあります。
漫画版のメリット・デメリット
個人的に感じる、漫画版ビジネス本のメリットとデメリットをご紹介します。
- ストーリーのおかげで記憶に残りやすい
読んでからしばらく経つと、この本何が書いてあったっけ?とつい忘れがちですが、漫画版だと忘れにくい&忘れても思い出しやすいです。 - 知識のない分野でも理解しやすい
ストーリーが軸なので、前提知識がなくても理解しやすいです。
「なんとなく気になる!」程度の分野でも、気軽に勉強することができます。 - 短時間で読める
絵が多いので、活字の本よりも速く読めます。 - 読んでいてたのしい
シンプルに読んでいてたのしいです。
ストーリーの続きが気になるという気持ちも湧くので、活字の本に比べると途中で挫折しにくいです!
- 内容の一部が簡略化されていることがある
原作を漫画化している場合、どうしても原作に比べてやや内容が簡素化されています。
デメリットが気になる場合は、
まずは漫画版で要点を掴んで、もっと深く知りたくなったら原作や関連書籍を読むという使い方が良さそうです!
漫画版はこんな人におすすめ!
メリット・デメリットをふまえると、
漫画版ビジネス本は以下のような方におすすめです。
- おすすめしたい人
-
- 難しい内容を
たのしく学びたい - 短時間で要点を把握したい
- 前提知識のない分野について、基礎を学びたい
- 興味をもてることを探したい
- 理論を日常生活でどう使うのかイメージしながら読みたい
- 難しい内容を
- おすすめしない人
-
- すでに専門知識がある
- 原作のビジネス本の内容をもれなく把握したい
- すでに専門知識がある
- おすすめしたい人
-
- 難しい内容をたのしく学びたい
- 短時間で要点を把握したい
- 前提知識のない分野について、基礎を学びたい
- 興味をもてることを探したい
- 理論を日常生活でどう使うのかイメージしながら読みたい
- 難しい内容をたのしく学びたい
- おすすめしない人
-
- すでに専門知識がある
- 原作のビジネス本の内容をもれなく把握したい
- すでに専門知識がある
読んで面白かった本ベスト5
個人的におもしろいと思った本を5つ、ランキングでご紹介します!
5位:マンガで優しくわかるNLP
- 人間関係で悩んでいる方
- ネガティブな過去の記憶について悩んでいる方
NLPは、神経言語プログラミング(Neuro-Linguistic Programming)の略称で、自己成長や人間関係の改善などに役立つ心理学です。
若手社員が人気コーヒーチェーン店の店長に抜擢され、失敗続きの状況から成功を目指すストーリーです。
落としてしまった本を偶然通りかかったイケメン男性に拾ってもらい、なぜか急に仲良くなって、その男性にNLPを学ぶことになるという少女漫画的な(?)始まり方です。
ちなみに、話の最後にその男性の正体が判明します。
漫画版ビジネス本は、大体「悩みを抱えた主人公→偶然有識者に出会って学ぶ→成長」の流れな気がします…!
感想
正直「NLPって何の略?」というレベルでなんとなく手に取ったのですが、
問題なく理解できてとても勉強になりました。
後述の4冊と比較すると、活字の補足説明パートが少し多めな気がします。
個人的に印象に残った箇所
人間を常に苦しめているのが、「出来事そのもの」や「人間そのもの」ではなく、実態のないイメージに過ぎないとしたら、あらゆる苦しみは変化させることができる
苦手な人がいて辛いという場合で考えると、
「苦手な人」に苦しめられているのではなく、
「自分がその人に抱くイメージ」に苦しめられているということになります。
このような理論に基づいて、ネガティブな感情を解消していく方法などが書かれているので、今何か辛いことがあって悩んでいる方はぜひ読んでみてください。
4位:まんがでわかる LIFE SHIFT 100年時代の人生戦略
- 仕事・キャリアについて悩んでいる方
- 将来に漠然とした不安を感じている方
「人生100年時代をどう生きるか」がテーマの1冊です。
長寿化に対する不安を減らして、人生を楽しむ方法が書かれています。
従来通りの「教育→仕事→引退」の人生計画はもう古い、新しい生き方を想定しておかないと将来困るかもよ!という内容です。
やりたいことが分からず悩む、就活中の大学生が主人公です。
大学で出会った短期留学生から、100年の人生を楽しく生きるためのヒントを学んでいきます。
他にも、再就職に悩むプライドの高い兄、定年間際で焦る父など、「教育→仕事→引退」「大企業に勤めるのが良い」といった古い価値観の登場人物たちが、主人公の影響を受けて変化していきます。
感想
読み終わった後、前向きな気持ちになれました。
主人公とその家族達の悩みがリアルでした。
個人的に印象に残った箇所
無形資産の乏しい人材に企業はきびしい
職場では威張り、家庭では家族をおろそかにしていた父が、主人公の友人に言われるセリフの一部です。
無形資産とは、スキル・知識・人間関係・健康などの、目に見えない資産をさします。
この本では、長い人生を豊かに生きるには無形資産が大事!と説明されています。
私自身、ライフステージの変化とともに、年々人間関係が狭くなっていくのを感じていました。
人間関係も無形資産の1つなので、家族はもちろん、家族以外の人との繋がりも大事にしないとなあ、とあらためて思いました。
3位:まんがでわかる Think CIVILITY 「礼儀正しさ」こそ最強の生存戦略である
- 人間関係に悩んでいる方
- 周りに無礼な人がいて悩んでいる方
- 周りに対してイライラしてしまう方
礼儀正しさは「最強の生存戦略」と言っても過言じゃないから、ちゃんと礼儀正しくしないと損するよ?という内容です。
優秀だけど少し無礼な会社員が主人公です。
課長に昇格したものの、チームの成績が悪く悩んでいます。
偶然出会った謎のアメリカ人女性の影響を受け、自分の態度を改めていきます。
感想
礼儀正しさが大事、そりゃそうだよね…!と思いながら読み始めましたが、無礼を受け入れてはいけないという気づきが得られて良かったです。(詳細は「個人的に印象に残った箇所」に書きました。)
この本では、シンプルに無礼な人と戦おう!と伝えているのではなく、お互いにとって良い結果を出すための立ち回り方も合わせて紹介されているので、実生活で参考になりそうです。
個人的に印象に残った箇所
無礼さは会社に金銭的損害をもたらす
無礼な人が優秀な場合、「優秀だから仕方ない」と受け入れることがありましたが、無礼さが金銭的損失をもたらすことを知って、無礼さは受け入れてはいけないことを再認識しました。
それと同時に、自分も態度や発言には気をつけないと!と思いました。
また、無礼な人と出会ったとき、「自分の感じ方の問題かも」と思うこともあったのですが、「無礼かどうかは、あくまで「された側」が決めること」という一文があり、確かにその通りだなと思いました。
人間関係で何かしら悩んでいる方は、読むと少し気が楽になるかと思います!
2位:マンガでよくわかる エッセンシャル思考
- とにかく時間がなくて悩んでいる方
- やりたいことができずに1日を終えてしまう方
- 人からの依頼を断るのが苦手な方
最小の時間で成果を最大にするがテーマの1冊です。
忙しい日常の中で、本当に必要なことだけにエネルギーを注ぐ方法が紹介されています。
主人公(小学校の教員)が、同窓会で再開した元クラスメイトに、エッセンシャル思考を学ぶストーリーです。
主人公は、優秀であるが故にいろんな人から沢山仕事を任され、忙しい毎日を送っています。
同窓会で「仕事が多すぎて忙しい」とこぼす主人公に、元クラスメイトが(少し上から目線な?)アドバイスをするところから話が展開していきます。
感想
主人公の仕事を何でも引き受けて、気づいたら忙しくなってしまうというところに共感したので、感情移入して読めました。
定期的に読み返そうと思いました!
マンガだと全体をぱっと読み返すのも楽です!
個人的に印象に残った箇所
優秀な人ほど失敗する可能性が高い ─成功のパラドックス
成功のパラドックスとは、
①期待に応え、成功する
↓
②「頼れる人」という評判を得る
↓
③仕事の依頼が増える
↓
④やることが増える
↓
⑤時間とエネルギーが拡散し、全てが中途半端になる
↓
⑥本当にやるべきことができなくなる
という、成功が失敗に繋がるという逆説です。
良かれと思って期待に応えていたのに、そのせいで悪い成果を生んでしまう。
なんだか心当たりがあるので刺さりました。
心当たりのある方は、ぜひご一読ください!
1位:まんがでわかる 7つの習慣
概要・ストーリー
より良い人生を送るためにはどうしたら良いのかがテーマなので、
全員におすすめです!
より良い人生を送るための大原則が示されています。
「主体的である」「終わりを思い描くことから始める」「Win-Winを考える」など、身につけておくべし7つの習慣が紹介されています。
バーテンダーを目指す主人公が、偶然見つけたバーで修行を始めるストーリーです。
主人公が、マスターやお客さん達から7つの習慣の思想を学んで成長していきます。
やる気のないサラリーマン、将来の恋愛と仕事に悩むOLなどが登場し、バーでの出来事で悩みを解消していきます。
感想
原作はかなりボリュームがあるので、
気軽に読みたい方は漫画版がかなりおすすめです。
漫画1冊に、7つの習慣全てが詰まっています。
原作が有名なだけあって、良い本でした。
読んだ後、もっと若い時に読んでおけば良かったなと思いました。
個人的に印象に残った箇所
大切なのが、自分の「信頼口座」の貯えを増やすこと。
人からの信頼とは、あたかも銀行口座のように増減するものなのだ。
信頼口座の残高を増やす方法として、以下を含む計6つの方法が紹介されています。
- 相手の価値観や重視していることを本当に理解しようとすること
- 小さな思いやりや礼儀を大切にすること
- 誠実さを言動で示すこと
このように、言われてみれば当たり前だけど大切で、普段忘れがちなことを思い出させてくれる1冊です。
充実した毎日を送るためのヒントが得られます!
ビジネス本を読むときの注意点
個人的に感じる注意点ですが、
本の内容を極端に信じすぎない方がいいと思っています。
書籍化され、さらに漫画化まで至っているということは、「多くの人から支持されている」ということだとは思います。
ただ、あくまで考え方は人それぞれなので、
本に書いてあること全てを受け入れる必要はないと思っています。
個人的には、楽しい毎日を送るためのヒントが少しでも見つかればいいな〜くらいの気軽な思いで、楽しみながら読むことをおすすめします!
まとめ
私もまだまだ読んでいない本が沢山あるので、引き続きチェックしていこうと思います!
本選びの参考になりましたら嬉しいです